雨が続いていましたがようやく晴れて、青空をみるとやっぱり気分も晴れやかになりますね!!
さて、今日は子どもの歯のケガのことについてお書きします。
お子さんが転んだりして、歯をぶつけて「血が出ている」「痛いと泣いている」という場合
保護者のかたは迷いなく歯科を受診されると思いますが、そうではない場合「出血がない」「痛みがすぐに治った」
という場合には『たいしたことないのかな?』『歯科医院に行くほどのケガかな?』と迷うこともあるようです。
ですが、実はこうしたケースこそ要注意!!
出血や痛みがなくても、歯の根っこや歯の周りの組織にダメージが及んでいることがありますし
しばらく時間がたってから痛みが生じることもあります。
また、お子さんが歯をぶつけて乳歯が抜けてしまったときに『どうせ少ししたら生え替わる乳歯だから
歯科医院に行かなくてもいいかな』と考える保護者のかたもたまにいらっしゃるのですがこれは絶対にNGです!!
というのも、歯が抜けるほどのケガというのは、相当な力が歯と歯周組織にかかっています。
そのため、乳歯の奥で成長している永久歯の芽に、そのダメージが及んでいることも多々あるのです。
歯の根っこや歯周組織、あごの骨、永久歯の芽といった、見えない部分へのダメージは、エックス線写真などを
用いた専門家による検査が不可欠です。ですから、出血や痛みがない場合もぜひ歯科を受診して検査を
受けてもらえればと思います。速やかに歯科医院を受診していただくと、その分治療がうまくいく可能性も高まります。
詳しくは医院に置いてあります『nico 10月号』をご覧ください。
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