単に「歯の神経を取る」というイメージのある根の治療。
でも正確には、「細菌感染を起こした部分を除去する」治療なのです。
歯の内部には神経があり、それが通る菅を「根管」と呼びます。
歯の神経にむし歯が及んでいるというのは、根管の中の神経が細菌感染を起こしている状態です。
むし歯の穴から細菌が入り込む以外にも、歯ぎしりなどの過剰な噛む力や、転んだ、ぶつけたなどの
外傷により歯に亀裂が生じ、そこから細菌が神経に入り込んで感染を起こすこともあります。
ズキズキとした非常に強い痛みは、細菌が起こす炎症や炎症によってできた根の先の膿によります。
『nico 2月号より』
]]>