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守ろう!12歳臼歯①

〜12歳臼歯ってどんな歯?〜

人によって歯の生える時期は異なりますが、その名の通り12歳頃に生えてくる奥歯です。この年頃になると、保護者の管理から自立してきていることでしょう。「第2大臼歯」とも呼ばれていて、基本的に親知らずを除く永久歯の中では最後に生え始め、上下合わせて4本生えてきます。

大臼歯に分類される第一大臼歯(6歳臼歯)、第二大臼歯(12歳臼歯)、第三大臼歯(親知らず)は、他の歯と比べて上下の歯の噛み合う面が広くなっています。これらの2本ないし3本の歯で食べ物を細かくし、飲み込みやすくしているのです。そのため、いずれかを失ってしまうと、残った歯への負担が大きくなってしまいます。

〜12歳臼歯が健康に生えそろうために〜

◯まずは知っておこう!むし歯ができる仕組み

むし歯ができるには「歯」「むし歯菌」「糖」の3つの要素が必要です。一つでも足りないとむし歯になりません。そしてこの3つがそろっている時間が長いほど、むし歯になりやすいです。

◯12歳臼歯で注意したいココ!

①歯磨きしにくい&プラークが溜まりやすい

前歯と違い複雑な形の溝があり、この溝が深いとプラークが溜まりやすいから!

②特に上の奥歯は下の奥歯よりも磨きにくい

生えたことに気づきにくい、唾液による洗い流しの作用が届きにくいから!

③正常な位置に生えてこないときがある

 

nico12月号より

 

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