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20.06/22☆小児期の口腔ケア☆

生涯を通じて健康な自分の歯を保ち続けるには、乳幼児から口腔ケアがとても大切です。

食べることは、無歯期の授乳から始まり、離乳食、幼児食へと移行し、乳歯列が完成します。

この変化に伴い、口腔ケアは回数にも変化を伴い、習慣化も必要となります。

そして15歳ごろまでが、健康な自分の歯で一生を過ごすための大変重要な時期となります。

 

『健康な乳歯が、健康な永久歯ときれいな歯列をつくる』

 

●隙間があるのが正常な乳歯列

歯には、小児期までの乳歯と生涯使い続ける永久歯があることはご存知の通りです。

乳歯列は、2歳から2歳半で完成します。また子供は成長とともに顎が発育し正常な乳歯列では

歯と歯の間に適度な隙間ができます。

これは乳歯より大きな永久歯を受け入れるための準備で

永久歯が無理なくきちんと並ぶためのスペースを確保しているからです。

 

●乳歯のう蝕は将来の歯並びを悪くする

早期に乳歯を喪失すると、最初に生え加わる6歳臼歯が大きく近心に傾き、その後に萌出する永久歯の場所を縮小し

歯並びを悪くする原因となります。一方、健康な乳歯列では、6歳臼歯も正しく萌出します。

つまり、乳幼児期の早い段階から虫歯予防の習慣を身につけることは、乳歯のう蝕を防ぐとともに

将来の歯並びを守ることにもなります。

 

●食習慣と歯磨き習慣で乳歯を守る

子どもは3歳頃に自我が確率し、ものの良し悪しが判断可能となります。この頃までのう蝕予防は

規則正しい食習慣が中心となります。一般的には歯磨きを大変嫌がる時期ですが、保護者の方には

食後に口腔内を清潔にすることが習慣になるよう心がけていただくことも大切になります。

3歳を越えると歯磨きは、保護者中心から自分磨きも含めた習慣へ変化し、定着していきます。

食事以外の食品を摂取する機会も増えるこの時期から、食べたら歯を磨く習慣をつけるようにしましょう。

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