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20.08/03☆顎関節症②☆

顎関節は、骨や筋肉などいくつもの組織からできています。

そのうちのどの組織に異常が起きたかによって症状や治療の仕方が異なるんです。

 

タイプ① 筋肉の張り・こりによる『筋肉痛タイプ』 

     顎関節症は、顎関節ではなく、頬やあごの筋肉の炎症が原因のこともあります。

 

症状:口を開けたときに痛みがある 片頭痛がする 頬がだるい、重い 頬が腫れぼったい 顔がゆがむ

 

【どこになにがおきている?】

●側頭筋や咬筋に筋肉痛が起きています

●あごの関節自体には問題ありません

●側頭筋の痛みは片頭痛に。咬筋の炎症は頬のだるさ、重さ、腫れぼったさ

 顔のゆがみを生じさせることがあります。

 

【おもにどんな治療をするの?】

●ご自分でのケア

 筋肉マッサージと開口ストレッチ 筋肉の安静 生活習慣の見直し

●歯科での治療

 飲み薬の服用 マウスピースの着用 

 

症状の改善には、筋肉をほぐすのが効果的です。慢性的な肩こりが治りにくいように

あごの筋肉のこりも慢性的になると治りにくくなります。

筋肉痛タイプの顎関節症は早期に対応した方が治りが早いことが多いです。

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