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【第2回】知覚過敏には歯みがき剤が役立つ?上手なケアのポイント

「歯がしみるから歯みがきしない」はNG!

知覚過敏で歯がしみると、

「歯みがきをすると痛いから、あまり磨きたくない…」

と思ってしまうことがあります。

しかし、歯みがきを控えてしまうと、プラーク(歯垢)がたまり、むし歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。

大切なのは、歯や歯ぐきを傷つけないように、正しい方法で歯みがきをすることです。

知覚過敏向けの歯みがき剤を選ぶ

知覚過敏用の歯みがき剤には、症状の軽減を目的としてさまざまな成分が配合されています。

資料では、代表的な成分として、

● 硝酸カリウム

歯の神経への刺激を抑えることで、知覚過敏による痛みを和らげる働きが期待されます。

● 乳酸アルミニウム

象牙質にある象牙細管を封鎖し、刺激が神経に伝わりにくくする働きが期待されます。

● フッ素

歯質を強くし、むし歯予防に役立つ成分です。

このように、歯みがき剤にはそれぞれ役割があります。

ただし、歯みがき剤を使えば必ず症状がなくなるというわけではありません。

症状が続く場合には、歯科医院で原因を確認することが重要です。

こんな生活習慣にも注意!

知覚過敏につながる可能性がある習慣には、次のようなものがあります。

● 強い力でゴシゴシ歯を磨く

● 歯ぎしり・食いしばりがある

● スポーツドリンクなどを頻繁に飲む

● 酸っぱいものをよく食べる

● 逆流性食道炎などで胃酸が口の中に上がることがある

特に、「歯をきれいにしよう」と思うあまり、強く磨きすぎるのは逆効果になることがあります。

歯ブラシは力を入れすぎず、歯と歯ぐきにやさしく当てることを意識しましょう。

「しみる=知覚過敏」と決めつけないことも大切

歯がしみる症状は、知覚過敏だけでなく、むし歯、歯周病、歯のひび割れなどが原因となっている場合があります。

そのため、

「歯がしみる → まず原因を確認する → 原因に合わせてケアする」

ということが大切です。

知覚過敏の場合は、歯科医院での処置に加えて、ご自宅での歯みがきや歯みがき剤の選び方を見直すことで、症状の改善につながることがあります。

nico6月号より