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なぜなに?歯みがき剤のギモン

「むし歯を防ぐ」と表示された歯みがき剤、効果はどれも同じ?

毎日使っている歯みがき剤。「むし歯を防ぐ」と書かれていれば、どれを選んでも同じだと思っていませんか?

実は、歯みがき剤に含まれる成分によって、むし歯予防の効果は異なります。

むし歯予防のポイントは「フッ素」

歯みがき剤には、薬用成分が配合された「医薬部外品」と、薬用成分を含まない「化粧品」があります。

「むし歯を防ぐ」と表示されているものでも、科学的な根拠に基づいたむし歯予防効果が認められているのは、主にフッ素が配合された歯みがき剤です。

フッ素には、歯の再石灰化を促し、歯質を強くして、むし歯になりにくくする働きがあります。

フッ素が入っていなくても「むし歯を防ぐ」と表示できる?

薬用成分を含まない歯みがき剤でも、歯みがきという行為によって歯垢を取り除くことで、むし歯予防につながります。そのため、「むし歯を防ぐ」と表示されている場合があります。

また、医薬部外品の歯みがき剤には、フッ素以外の殺菌成分などが配合されているものもあります。

つまり、同じ「むし歯を防ぐ」という表示でも、配合成分によって期待できる効果は異なるのです。

歯みがき剤を選ぶときのポイント

むし歯予防を重視するなら、フッ素が配合された歯みがき剤を選びましょう。

パッケージには、フッ化ナトリウムやモノフルオロリン酸ナトリウムなど、フッ素に関する成分表示があります。

さらに、年齢に合ったフッ素濃度の歯みがき剤を選ぶことも大切です。

毎日の歯みがきに使うものだからこそ、表示だけで判断せず、成分にも注目してみましょう。自分に合った歯みがき剤がわからない場合は、ぜひ歯科医院でご相談ください。

nico9月号より